かがやき隊員の奥田です!先日,中川地区にお住まいの方にお会いして,

伝統的な仕事着について詳しく教えて頂きました(^^♪ 同じ北山でも,地域や働き場によっては

多少異なるとのことです。そのため,今回ご紹介するのは中川地区のスタイルの一つになります。

今で言うとズボン/パンツのような役割をするのが,この『たちかけ』。

北山の女性は,『三幅前かけ/前だれ』と呼ばれる前かけエプロンのようなものを先に腰に巻いて,

その上にこの『たちかけ』を着るのが通常スタイル(^-^)/

『たちかけ』は,写真のように横部分にスリット(切れ目)があり,前部分と後ろ部分に分かれていて,

前部分の方が広め,後ろ部分は少し狭めにデザインされているとのこと(¨!!

恐らく機能性を重視したスタイルなのではないかとのことです。

少し分かりにくいですが,後ろ部分は平面ではなく,ダーツ(立体的な膨らみがある)が取り入れられていて

狭めに作られていても窮屈に感じないんだとかΣ(゜゜) かなり機能的につくられているんですね・・・。

そして,現代のズボン/パンツと異なり,ひもを緩めたり,絞ったりすることで,

腰回りの幅を調節できるのが『たちかけ』。体の変化に合わせて調整が可能なものだったんですね!