かがやき隊員の奥田です!先日の7月30日に,中川村おこしの会(こちら)が主催する

『台杉体験イベント』が開催されました。小学生から大人まで,京都市内から市外まで,

たくさんの方が参加されました!イベントの工程ごとにご紹介します(^-^)/

まずは北山杉と『台杉』について。一般的な林業であれば,木を太くさせることが求められますが,

北山林業は,細いまま一定の規格を『山の中で』育て上げることに特化した稀有な林業であること。

そしてこの時期は,木を乾燥させるのに最も適しており,それ故のイベントであることが説明されました(^^♪

写真のように太い幹から,数本の立ち木が真っすぐ伸びている『台杉』は,

急斜面の山が多く,植林や育林が難しい北山の地で編み出された独特の育林方法であること,

複数本の立ち木を切り出しても,木まるごとがなくなる訳ではないため,災害にも耐えやすく,

植生を維持できること等,まさに600年以上の歴史を誇る北山林業の技術の結晶であることが伝えられ,

参加された方々は大変感激されていました(o^^o)

そんな『台杉』の手入れとして行われる『枝打ち』を体験です(*^-^)

まずは職人さんのやり方を見学し,その後は職人さんの手ほどきを受けながら実体験。

刃物の角度,力の入れ具合を職人さんが直々に丁寧に説明して下さり,補助を受けながら『枝打ち』。

「楽しい!」「力加減が分かってきた!」「こんな斜面でやるんですか!?」と感動や驚きの声が飛び交います。

なによりリズミカルにスムーズに,それでいて丁寧な職人さんの業に「おぉー!!」の声が止みません(^_^)

幹近くの取り木の葉も,すいていくように刈られます。刈った葉や枝打ちされた枝は,

根本に置いておくことで,そのまま栄養になるとのこと(¨!!

無駄のない育林方法には参加された方々も驚くばかり・・・。次回も続編をお送りします。