かがやき隊員の奥田です!前回の投稿(こちら)の続編になります。

雲ケ畑出谷町の惟喬神社(これたかじんじゃ)にて、松明(たいまつ)等を

背負子(しょいこ)に担ぎ、これより献灯場所の山頂へと向かいます(^-^)/

・・・松上げに参加された方が口を揃えて仰るのは、一番苦しいのがこの運搬作業。

惟喬神社横より続く、山頂への道は、一見するとどのように進めば良いのか迷う程。

そして何よりも急勾配で、段差も激しい山道でした。

松上げに何度も参加されたことのある『杉良太郎』の学生さんに続く形で、

急斜面を上っていきますが、ゆっくりでもスムーズに上っていく学生さんと対照的に

ついていくのが必死な私。情けない限りですが、急勾配に足が対応できなくなっていきます。

あと少しですよ~、と上から声がかかりますが、前に出るはずの足が動かなくなってしまいました。

休み休み行くものやから、ゆっくり行こう~と『若中』やOBの方が声を掛けて下さるのですが、

写真のように肩で息をするほどの始末・・・。あと少しが中々なんです。

15分~20分くらいの時間だったそうなのですが、私には1時間程に感じました(^^;)

ついに献灯場所が目前に迫った時、不思議と背負子が軽くなり、何とか到着することができました。

もはや最初の余裕はどこへ行ったのか、へたれこんでしまいました・・・。

運びきった達成感よりも、無事に到着できたことの安堵感でいっぱいだったことだけ覚えています(>_<)

息が少し整って顔を上げて飛び込んできたのが、こちらの風景。

眺めが良いなんてものではありません。まるで空に浮かんでいるかのような感覚になります。

格別の眺めに、遅れて達成感が胸を満たします。「この景色は松上げに参加したものにしか分からん」という言葉に

一同思わず笑みがこぼれ、全員でそれぞれの頑張りを称えあいました(o^^o)

さあ、一休憩した後はやぐらを組み立てます。次回はその工程をご紹介します。

 

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