かがやき隊員の奥田です!前回の投稿(こちら)の続きです。

北山杉の歴史を学んだあとは,実際の林業作業見学が待っていました(^^♪

見ようと思っても中々見れない林業の現場。わくわくしながら山を上ります。

北山杉とはしご。これから『枝打ち』が始まります。『枝打ち』とは,

幹の成長(太くなること)を止め,まっすぐで品質の良い丸太にするための大切な作業とのこと。

そうとはいえ,山の斜面に,はしご一つで大丈夫なんでしょうか・・・(・_・?)

スムーズにはしごを上られます。このはしご,6mほどまであるそうで,材質はもちろん北山杉。

体のサイズに合わせてオーダーメイドされるそうで,下の部分は杭のようになっていました。

上ることで体重が下にかかり,固定されるということなんでしょうか。

鎌(かま)と鉈(なた)を使い分けて『枝打ち』をされるとのこと。

風が吹いてもいっしょに揺れる方が安全なため,釘などは一切使われていないはしご。

一回上に上がれば横の木に移っていったりすることで,基本は降りてこられないそうですΣ(゜゜)

足を木に絡ませて,両手が使える状態でどんどん枝が切り落とされていきます。

見ていて気持ちいい感覚と,やっぱり少しハラハラする感覚が入り混じりながら一同が見学。

はしごの上から,横の北山杉の『枝打ち』をされています。職人の業です・・・(o^^o)

はしごから別の木に移った際は,枝の付け根に体重をあまりかけないようにして乗るそうです。

枯れ枝はもちろんのことながら折れるので,生きている枝を見極めるのも重要とのこと。

一番の驚きはこの足の絡め方!はしごも枝もない中で,『枝打ち』をされる際には,

このように足を絡ませることで両手を使えるようにするとのことですが・・・

ものすごい熟練の業を見た気がします(*^-^)!!本職の方は皆さん普通に出来る業なんでしょうか。

だれか上ってみませんか,とのことで私も上らせていただきました。思っていたよりも安定していて,

とても心地よく上ることができました。確かに風が吹くと,はしごが揺れるのですが,かといって横に倒れることなく,

自然のままに元に戻るという不思議な感覚でした。とても気持ちが良い(^-^)/

・・・高いところが少し苦手なことを忘れていました。下を見るべきではありませんでした(>_<)

『枝締め』という作業が行われる際は,8mほども上ることもあるんだとか。

貴重な体験をありがとうございました!次回も林業体験をレポートいたします。