みなさん、こんにちは。
中川レポーターおいもみです。

今日は、前回のブログ「初夏の中川でお茶摘み」に引き続き、
中川のお茶が出来るまでの様子をお伝えします!

残念ながら私は当日参加できなかったので、
作業された地元の方の話を元にレポートしますね。

さてさて、
前回は摘んできたお茶の葉を蒸して、天日干しする作業まで行いましたが、

その茶葉は・・・

 

中川茶

こんな感じで、しっかりと干し上がりました!

この茶葉を今度は煎っていきます。

昔おうちでお茶を作っていたというベテラン先生と、
見よう見真似の新人さん達が、なんとも絶妙のコミュニケーションで仕上げます。

写真から躍動感が伝わります・・・
もうこの時点でお茶の香ばしい香りが漂ってくるそうですよ~

 

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しっかりと水分を飛ばしたら、いよいよ茶葉ができました。
でも、いただくのにはまだ早い。

しっかりとお饅頭も用意して・・・(笑)
中川茶の完成~!

中川茶

 

中川の風景と一緒に、てづくりのお茶まで飲めるなんて、贅沢ですね~
小野郷草餅と一緒にいただいたら、北山のいっぷくセットができそうです。

お茶づくりの作業をされた方々からは、

「慌ただしい一日でしたが、何とか出来上がったお茶を頂きました。
少し渋みのある、昔確かに飲んだお茶。

飲んだ瞬間に、これ、これや、この香り!と昔飲んだ記憶を思い出し、
郷愁や思い出という味付けも加わって、さらにおいしく味わいました。

煎茶風のお茶も頂きましたが、これがまたお上品。
渋みが押さえられ、味わい深いお茶に・・・。
先生役の先輩方からもこれは美味しい!と、お褒めの言葉を頂きました。

作業が終わってすぐに、また、やりたいなぁ〜。なんていう話が出るぐらい、
本当に楽しい一日でした。」と、こんなに楽しそうな感想をお聞きしました。

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今回のお茶摘みからお茶づくりに取り組んでみて、
さらに美味しく、ちょっと手軽にお茶が作れる方法にも気づかれたそうですよ。
まずやってみての発見が多いようでした。

こうして地域のベテランお母さん達から受け継いだ知恵を
また自分たちで熟成させて、繋げていくという事ですね。

こうして人が集って活動をしていると、嬉しいお知らせが入ってきたとの事。
昔、中川で「茶園」を営まれていたという方から連絡があったのです。

お茶の葉復活プロジェクトのメンバーでさっそく見学に行かれたところ
こんな感じで、

 

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数十年前に刈られてしまったお茶の木が一部残っている事が確認できました。
お茶の木って結構生命力が強いんですね~

お母さん達から技と知恵を教えてもらい、かつて中川で重宝されていた
お茶の木の存在も再発見でき、そして、新たな出会いもあったとの事です。

まずプロジェクトの始まりとして大成功だったのではないでしょうか?!
ぜひ続けていきましょう!

今回は地元の方に代わってのご報告となりましたが、
私も中川に通って、中川の山暮らしの様子をお伝えしていきますので、
乞うご期待ください。

以上、中川お茶復活プロジェクトメンバーのご活躍を
中川レポーターおいもみよりお伝えしました♪