かがやき隊員の奥田です!今回は問題提起になります。

真剣に悩まれている方だけでなく,みなさんで解決の糸口を探していきたいです。

みなさん,下の画像の白い足跡はいったい何の動物のものでしょうか。

・・・答えはサルだそうです。鹿よけの柵も乗り越えたり,近くの木から侵入したり・・・。

大森東町でサルの被害が確認されて以来,その被害は広がってきている様子。

子連れのサルを見かけたとの報告もあり,わたりのサルが家族となっているのかも。

調べたところ,サルは一定の行動範囲内で昼間エサを求めて常に移動する。

人里でエサ場を見つけると栄養が満たされ,個体数が増加していくとのこと。

サルはとても賢いため,楽にエサにありつけることが分かると常に現れるようです。

大森東町に畑を持つ澤田さんに対策と被害の実情をお尋ねしました。

人が常にいるように思わせるラジオや

猟銃の音を彷彿とさせるロケット花火の使用等。

ただ,サルは学習するため長期的な効果は得られないようです。

何重にも保護された畑ですが,これでもサルは農作物を荒らすとのこと!

一体どうやって荒らすのか・・・それは

このネットを破って侵入するとのこと。本来,サルのエサは草木の芽や柔らかい葉などが

多いそうですが,一度人里に慣れてしまうと,トマトやカボチャ,キュウリ,ブドウなど幅広く食するようです。

そしてどんどんエサ場を広げていく。一度人里で被害があれば,それは地域全体に及ぶ可能性があることを示します。

驚愕の事実がもう一つ。網目の大きな緑のネットの上に,網目の小さな青のネットが張られていますが,

大きな網目だとスズメバチが果実を食しに侵入するとのこと。澤田さんの畑の近くには

スズメバチが営巣しており,対策が急務です。特に繁殖期が近づくと大きな事故につながることも。

ショックを受けたのがとうもろこし畑の惨状。サルに襲われ全滅だったそうです。

澤田さんだけでなく多くの方が,実った農作物を親戚の方や子どもたちに食べてほしくて栽培されています。

この事実と被害の実情が問題提起となり,私だけでなくみなさんで解決していきたい。お力を貸してください。