かがやき隊員の奥田です!前回の投稿(こちら)で出題させていただいた

窯を『こめる』の解答になります。火付けが終わり,頃合いを見計らって

行われる作業とのことです。一体どのような作業なんでしょうか(^^♪

夕刻にお邪魔させていただいたこともあり,画像が荒くて申し訳ございません。

お分かりでしょうか。『こめる』とは,窯の空気が入る穴を『すべて塞ぐ』ことだそうです(¨!

写真中央の板がはめこまれている部分が,下の写真の〇の部分になります。

赤土で覆いつつ,木の板で蓋をすることで,完全に空気の通り道(すきま)をなくすこと。

そうすることで,2,3日後には中の火が消え,15日ほどで炭が取り出せるとのことでした。

もちろん,いきなり『こめる』のではなく,下の空気口にこのようにレンガを詰めて

空気を調節して火を小さくしていったり,

上の焚口に赤土を塗ったりしてと順序正しく行われます。

この『こめる』作業は特に『煙の色』を見て判断されることが多いとのこと(^^;)

少し分かりにくいかもしれませんが,前回よりも煙の色が青白くなっています。

実は煙は【茶黒→白→青→薄くなる】と色が変化するそうで,

親の死に目に会えないと言われる程,じっくりと見ていないといけない慎重な作業とのこと(>_<)

火を扱うゆえに,火の始末は徹底している澤田さん。炭が焼けるまでに帰宅する際には

必ず火元を確認し,水を周りにまき,注意深くチェックしてから帰路につくとのことです。

出来上がった炭を見て,その中でもよいものだけをこうして袋に詰められているんだとか。

数々の職人の業。驚くばかりです・・・次回はさらに詳細編をリポートいたします(*^-゚)