かがやき隊員の奥田です!本ブログで何度もご紹介している大森の炭職人の澤田さん。

先月の土日にわたって,新たに炭を焼かれると聞き,見学させていただきました(^^♪

窯の中にすでに木は入っているとのことですが,炭焼きの初期段階を見るのは初めてでドキドキです。

もう火をつけられているのですか,と尋ねると,「いや~明日ですかね」と澤田さん。

とはいえ,見る限り火はついているように思えますが,実はこれは

『素焚(すだき)』と言うそうで,いわゆる蒸し焼きの状態になっているとのことΣ(゜゜)

澤田さんはいきなり火付を行うのではなく,一度蒸し焼きの状態にしてから火付を行うそうで,

中途半端に火が付いてしまわないように,細心の注意を払いながら調整されているそうです(¨!!

中途半端な状態だと炭になったときにもろくなってしまうんだとか・・・。

火付前の煙がこちら。薄い煙で鼻がつんとする臭い,そして涙が出るほど目に痛いものでした(>_<)

でも,この煙が出ていないと成功しないそうです。この状態を作り出す澤田さんの熟練の業です。

それにしても本当に目が痛かったです。風向きが変わってこっちにやってくると涙が止まりませんでした。

細い木はすぐ燃えて,瞬間的に火力を上げることができますが,火が付きすぎないように調整するには

写真のように太く粗い木が適しているそうです。もちろんこの木も,炭の材料になれるため,

良い炭になるかどうかを見極めて,燃料となる木を選別されているとのこと。

聞けば聞くほど炭焼きの深さに引き込まれます。それではまた次の投稿でお会いしましょう(^-^)/