かがやき隊員の奥田です!先日の投稿(こちら)でご紹介した資料に載っている

『小野村百姓』について,地域の方から更に詳しく教えて頂きましたので,

その内容もご紹介します(^-^)/ それでは早速,見ていきましょう。

少し見えにくいのですが,写真の『小野村百姓』と書かれた人物は『帯刀』しています。

刀を持って歩けるのは武士などの特権身分や一部の庶民にのみ許されていたものでした。

このように,百姓でありながら帯刀を許されていた人たちを『郷士(ごうし)』と呼ぶそうです(¨!!

小野郷の場合は『小野郷士』と呼ばれ,庄屋などの村の有力者がそれに該当したのではないかとのこと。

『菖蒲役』などの役目を果たすために,御所へ向かう際にのみ『帯刀』を許されていたのではないか,

とのことですが,戦国時代から朝廷よりも武士の力が大きくなる中でも朝廷に仕えることを貫き,

独自性を保ち続けたことはとてもすごいことですね・・・(>_<)

貴重なお話を教えていただき,ありがとうございました!