かがやき隊員の奥田です!昔の住まいは非常に多くのことを私たちに気付かせてくれます。

自然や生活に合わせた暮らしは,とても道理にかなっており,今後の暮らしにヒントを与えてくれます。

最終回の今回は『ふすま』を見ていきましょう(*^-^*)!

素敵な柄が目を引くデザインの『ふすま』。皆さんのお家にもあるのではないでしょうか。

ご存じの方が多いと思いますが,障子(しょうじ)と『ふすま』の違いは,障子が明かりを部屋に入れる用途を持ち,

『ふすま』は明かりも遮り,間仕切る(部屋を分ける)用途を持っていることが挙げられます(^_^)

実は大きな違いがもう一つあります。『ふすま』は写真のように紋様が描かれている表面を張るまでに

多くの下張りが行われているんだそうです。断熱・保温効果はもちろん,吸音性を出すためだけでなく,

『ふすま』の枠組みになる木が,湿気や乾燥によって割れたり,反ったりしてしまう(木が暴れると言うそうです)ことを

防ぐために行われるんだとかΣ(゜゜) 木の性質に合わせたつくりになっているんですね!

とても貴重な『ふすま』の紋様を見せて頂きました。桐(キリ)・菊(キク)の紋様です。

御所へ赴いていた縁があってのことだろうとのことですが,気品溢れる紋様に驚きです!

この『ふすま』を復元する際に,下張りの紙を見ると,なんと昔の書物などの紙が使われていたんだそうです。

紙が貴重だった時代だからこそのお話ですが,『ふすま』の下張りには家や地域の歴史が眠っている可能性が

あるとのことで大変興味深いです(¨!! また,紋様が書かれている表面は,型になる紋様をつくり,それを

つなぎあわせて一枚の『ふすま』の表面を作っているのだそうで,どこに張ってもつながるようになるという

職人の業が表現されたものなんだとか。色々と教えて頂き,本当にありがとうございました(>_<)