かがやき隊員の奥田です!前回の投稿(こちら)の続編,そして一番の見どころになります。

『ちまき』の中身のお餅(『しんこ』)が出来上がったところで,次は笹の葉でそれを包みます。

大森地区の伝統的な『ちまき』,その姿をとくとご覧ください(o^^o)!

用意するものは,笹の葉3枚と,藺草(いぐさ)。3枚の笹の葉で,『しんこ』を包み,形を整えて,

藺草を巻きます。もち米も然り,こういったものも昔は全て地元の山や田畑でとれたもの。

用いる意味合いは別にあれども,上手に自然のものを使っていましたね,と地域の方( ̄ー ̄)

ただ包んで巻くだけではありません。家で食べるだけでなく,街の親戚にも送るものだった『ちまき』は,

見映えも大切。笹の葉には,表と裏があり,その見分け方は葉の下の部分を触って,

太い葉脈(写真でいうと黄色の軸のようなもの)が浮き出ているのが裏とのこと(¨!!

この裏表を意識しながら,『しんこ』をのせるのは表,包む2枚は裏にすると見映えが良くなります。

さらに,表に『しんこ』がのっていると,『ちまき』を蒸した(温めた)ときに引っ付きにくいそうで,

そういった気配りも同時にされている知恵の詰まった巻き方のようです・・・!

長くなってしまったので次回へ持ち越しです。