かがやき隊員の奥田です!少し前のことになりますが,2月頃から地域の方と作成していた寒餅を

乾燥も十分し切ったということで,かき餅にする工程を教えて頂きました(*^-^)

以前の投稿(こちら)でご紹介していた寒餅。パリパリになっておりました。

地域の方は,細かく割って揚げることが多いそうですが,今回はこのようにほぼ原寸大のものと,

仰るように手で細かく割ったものを用意。油を用意して,火を点けて温めます(^-^)/

「もうそろそろ入れてもええかな」という地域の方の合図を受けて,寒餅を投入します。

ちょっと沈んだかと思いきや,すぐに浮かんできて油で揚げる良い音を奏でます(^^♪

こんがりきつね色になってきたら,お玉ですくって別のお皿へ。

今回の寒餅は,何も混ぜないプレーンのものと,小エビを混ぜたものとがありましたが,

揚げると小エビの赤い部分以外ではあまり見分けがつかなくなりました(^^;)

細かく割ったものも投入。こちらは揚がるのが早く,どんどんかき餅になっていきます(^-^)/

地域の方によると,昔は次の日の農作業に備えて『あられ』(寒餅を煎ったもの)の作成を

祖父母に頼み,祖父母が寝る間を惜しんで作ってくれていたんだとか・・・。

かき餅の完成です!原寸大のものは外側がふんわり揚がっていて,中身は食感がしっかりと,

細かく割ったものは食べやすく,味がしっかり詰まっている感じでした(*^-^*)

驚きなのは塩等を振らずとも,そのままで十分美味しいということ!揚げたてのもありますが,

地域の方が丁寧に育てられたもち米自体が美味しかったこと,山間地域の気候が完全乾燥に向いていたこともあると思います。

まさに地域の特性を活かしたおやつ(『けんずい』とも言うようです)でした。最初から最後まで丁寧に教えて頂き,本当にありがとうございました!