かがやき隊員の奥田です!少し前のことになりますが,小野地区にお住まいで機械製作やメンテナンスを手掛ける

熊田さんにお会いし,取材させて頂きました(^^♪ 今までに数々の機械を自力で発明,作成し

今も全国に顧客がいる熊田さん。そのお仕事のいくつかをご紹介します!

工場を訪れた私に最初に見せて下さったのがこちら。「何の機械か分からんやろ~」と笑顔の熊田さん。

何かを抽出する機械でしょうか・・・。実際に動かして頂くことに。

容器が斜めに持ち上がり,この角度のまま,大量の『何か』が回転している音がしました。

一体何が回っていて,どういったものを作る機械なのか。特別に中を見せて頂くことに(^^;)

なんと!中で回っていたのは四角い木端。それが中央の円盤の上を回ることで,

丸い球に変化していますΣ(゜゜) これは木の端材から木球を作り出す機械。

元々,木の端材を何かに利用できないかと考えていた熊田さん。

そこに大量の木の球が欲しいという方が現れ,この機械を発明されたそうです。

一日に500個程作成できるという熊田さんの機械。北は東北地方,南は沖縄県まで顧客がいて,

自力で向かえるところはメンテナンスや修理に,遠方は交換部品を作成して送付するそうです(^-^)/

主に玩具として用いられる木球は,子ども達に大好評とのこと。

https://ikn-store.tokyo/corporation/contents.phpよりお借りしました。

お話を聞いていると,上の写真のように使われたりするそうです。

なるほど!ケガもしない,木のいい香りに包まれる等良いことづくしですね(o^^o)

それだけではございません。削り取った木片は,このようにパイプを通じて一か所に集められ,

染料を抽出し,染物に利用できるように設計されているんだそうです(¨!!

木からは鮮やかな黄色等が出せたりするそうで,捨てるものが全くないんですね・・・。

少し見にくいですが,このように木片が風圧でパイプを通じて一か所に集まっています。

設計図を作らず,とにかく自分が思うようにまず作ってみることから始めるという熊田さん。

数々の発明品が生み出されたのは,即実行,試行錯誤の繰り返しという行動力によるものかもしれませんね(>_<)