かがやき隊員の奥田です!少し前のことになりますが、中川学区でのお茶づくり(こちら)を

記事にしたかがやき新聞を見て下さった小野郷地域の方から、

「昔、お茶づくりに使っていた道具があるので見に来ませんか」とお誘いが!早速取材に向かいます!

「いろりを活用したお茶づくりやと思います」と見せて頂いた立派ないろり。

夏の間はいろりを閉めているとのことですが、開けて頂いたいろりの中には、

これまた立派な五徳(ごとく)が置かれていました(o^^o)

そしてこちらが『助炭(じょたん)』と呼ばれるもの。いろりにピッタリはまるように作られていて、

本来は火が長持ちするように、いろりに被せておくものなんだそうです。

地域の方によると、昔はこの『助炭』の上に蒸した茶葉を広げて、手もみして乾燥させていたんだとかΣ(゜゜)

この『助炭』は、竹を箱の中に十字に入れて、何枚も和紙を張った構造になっているそうで、

渋柿をつぶしたものを、一番上の和紙にコーティングすることで、虫が寄り付きにくく、長持ちする設計なんだとか。

この『助炭』を使って、炭火の火力を弱めにしながら蒸した茶葉を置くと、

和紙が茶葉の水分を吸い、乾きやすいのではないかとのことでした(¨!!!

なるほど、こういったお茶づくりを行っている家庭もあったのですね!とても興味深いです・・・。