北山三村

京都の街から30分、こんなところに、ありました。

鴨川源流 雲ケ畑って?

ここは千年の昔、平安京造営のために杣人が移り住んだという村、いまも、山や木々と生きる豊かなふるさとがここにあります。
わたしたちには、捨ててはいけないものがあります。
親から子へ世代を超えて紡がれてきた想いのたすきを、つないでいきたい。
先人のため、未来の子どもたちのため、雲ケ畑を愛する人のために。
そのためにわたしたちは、どこか遠くにいる青い鳥を探し求めるのではなく、
もう一度、足元にある幸せを見つめ直し、噛みしめてみることにしました。
わたしたちは、
・雲ケ畑のルーツである山や木に根差し、山紫水明の自然とともにある暮らしを楽しみます
・営みとしての林業、田畑、鴨川の水を守り、風景・風土をつくります
・家族との時間を大切にし、よその子も叱れるおっちゃん、おばちゃんでありつづけます
・協同の心を大切にし、みんなで絵に描いたようなかわいい山村を目指します
・惟喬親王ゆかりの地、そこにあふれる歴史ロマンや、松上げなどの伝統行事を伝えます
鴨川源流、こんなところに、幸せのカタチがありました。

鴨川源流雲ケ畑

春の桜、夏の川床・・・四季折々に賑わう「鴨川」。京都の街の喧騒を縫って流れる「鴨川」。その源流に、170人ほどが住む小さな集落があります。こは鴨川源流「雲ケ畑」。碧色の鴨川に沿って、石垣の上に築100年を超える家々が点在し、今でもお風呂などに薪を使い、山と田畑に関わるくらしが続いています。豊かな四季の中で、村のどこでも鴨川のせせらぎが聞こえます。
夏は子供たちが鴨川に飛び込み、元気いっぱいに遊びます。ときにはオオサンショウウオに出くわすことも。春の山桜、夏のホタル、秋の紅葉、冬の雪景色をシャッターに収めようと、地域外からもファンが訪れます。

雲ヶ畑の歴史

平安京造営より以前に、木材を供給するために杣人(そまびと)が拓いたのが始まりとされ、中津川・中畑・出谷の3つの集落から成っています。また、文徳天皇の第一皇子でありながら権力争いにより皇位を奪われた惟喬(これたか)親王が隠居した場所とも言われ、彼にまつわる史跡名勝や伝説があふれる里です。ほかにも、弁慶が切ったといわれる「弁慶岩」、脈々と続く伝統行事「松上げ」など、不思議がいっぱいです。

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