かがやき隊員の奥田です!前回の投稿(こちら)より数日経ち,炭焼き窯(かま)に

木を入れ終わった後に,大森の炭職人の澤田さんが行う作業が『素焚(すだき)』。

以前の投稿(こちら)でも紹介しましたが,今回はより詳細な部分を教えてくださいました(^^♪

澤田さんの炭焼き場に到着。辺りは鼻につんと来る臭い,目に染みる煙が立ち込めていました(^^;)

窯の内部の状況として,炭になる木が奥に入っており,その手前には壁がこしらえてあって,その手前で今火がついています。

見えている部分からだと,空気口⇒火⇒壁⇒大量の木(炭になるもの)の順になりますね。

空気口から中を見れば火がついていて,炭焼きをされているんだなと錯覚してしまいますが,

まだ奥にある大量の木には火がついておりません。手前で火を焚き,蒸し焼き状態にしているのを『素焚』と呼びます。

いきなり火力をどんどん上げて,奥の木に火をつけるよりも,先にこの作業を行うのが澤田さんのやり方(o^^o)

なんとこの『素焚』は,澤田さんオリジナル?の工程のようで,炭焼きを始めた頃には無かった工程とのことΣ(゜゜)

より良い炭づくりを探究され,編み出された職人業のようです・・・!

「色々なやり方がありますんで,自分に合ったやり方で炭を焼いてます」と澤田さん。流石です・・・。

後の工程でも登場しますが,煙突部分にホースが備え付けられているのが見えますでしょうか。

澤田さんの拘りは『生木を炭にする』こと。つまり水分を含んだ木が燃えているため,

煙が出る部分に水が溜まりやすいんですね。それを排出するのがこのホースなんですね(¨!

空気口の上,焚口と呼ばれる部分から中をのぞくと,火が窯上部に上がりつつあることが分かります。

ただ,中途半端に火が回らないように,燃料となる木の太さや量を調節されています。

火の用心を怠らない澤田さん。3,4日はこの作業を続けるとのこと。

詳細な部分も丁寧に教えて頂き,ありがとうございました(>_<)!