かがやき隊員の奥田です!連日ご紹介している大森東町の高稲木。

前回までで高稲木の組み立てについて詳細をご紹介しました。

今回からは実際に稲木に掛ける行程をお伝えしていきます(^-^)/

まずはもちろん稲刈りを行います。機械を田に入れるために『隅刈り(すみがり)』をしてから、

機械で刈り取ります。この機械はある程度の太さになると、自動で麻ヒモで結んでくれるようです。

稲木に掛けるためには、稲の茎の部分も残しておかないといけないので、この機械が適切ですね(^^♪

自動でガコン、ガコンと稲を束にして結んでくれます。昔は手狩りだったため、刈ったものを結び、

稲木がある場所へ持っていき、稲を掛けていたそうです。朝から作業を開始しても、稲刈りが終わるのが5時頃。

その後、月明かりを頼りに夜中11時頃まで作業をされていたんだとかΣ(゜゜)

組み立ては上からでしたが、稲木に掛けるのは下から順に。

最初は楽でも、上に行くに従って稲木に上りながら掛けていく必要があります。

昔は11段を組んだこともあるそうなので、作業しやすいように少し斜めに組み立てられていたそうですが、

それゆえ強風等で転倒しやすく、転倒した場合はまた一からやり直しだったんだとか・・・(>_<)

地域の方の息はピッタリで、どんどん稲木に掛けられていきます。

こちらもただ掛けているのではなく、やはりちょっとした工夫をしながら掛けられています。

次回からはその秘密を探っていきたいと思います。それではまた次の投稿でお会いしましょう(*^-^*)