小野郷のシンボル的存在でもある岩戸落葉神社が,現在黄葉真っ盛りを迎えていますので,記事にしたいと思います。

 

 

 

遠くから見た,岩戸落葉神社。境内の銀杏の樹が,見事なほどに黄金色に染まっております。

 

 

こちらが,夏の岩戸落葉神社。雰囲気が全然違いますよね! 夏の緑の銀杏の樹も別の美しさがありますが,やはり秋の盛りの時期には叶いません。

 

 

黄金色に染まっているのは銀杏だけではありません。境内にも落葉がびっしりと敷き詰められ絨毯のようになってい

ます。

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落葉の一枚一枚で見ても,とっても美しいです。まさに“落葉”神社の名にふさわしい感じ。

岩戸落葉神社の“落葉”は,源氏物語に登場する落葉姫(物語の中では小野郷で隠棲していた)が由来なので,こっちの落葉ではないはずなのですが,不思議と被っているのが面白い感じがします。落葉姫という小説の中の架空の人物を祀っているのも,また興味深いです。

 

 

鳥居の下から眺めた構図。鳥居の赤と銀杏の黄の対比がとても綺麗。

 

 

大銀杏。高さが20メートルもあるのです。樹齢は数百年です。岩戸落葉神社自体にも,千年以上に及ぶ歴史があるので,神社にも銀杏にも確かな伝統があります。

 

 

ご覧のように,神社を遥々見に来ている観光客も多いです。

 

驚くべきことに,中国語の会話も聞こえてきます。海外の方にすら,この絶景の素晴らしさは伝わっているようです。京都旅行に来た中国人旅行客の間で口コミで広がっていたりするのでしょうか? まさに“世界の岩戸落葉神社”ですね!

 

こちらの全国の銀杏の絶景9選でも紹介されています。知る人ぞ知る,穴場スポットだそうです。

https://travelzaurus.com/japan_icho9/2/

 

 

インスタ映えすることもお約束できますので,是非とも今のうちに小野郷・岩戸落葉神社に参拝に来てください。

今年はコロナ禍の影響にて,例年は恒例行事となっている“大銀杏のライトアップ”は残念ながら中止になりましたが,銀杏の美しさはコロナと何も関係ありません。感染症で世の中が閉塞しがちな今年だからこそ,自然の力強さが実感されます。