🎞小野郷の炭職人【炭出し編】その2
かがやき隊員の奥田です!前回の投稿の続編。今回は出された炭のその後について。
また,炭のあれこれについて,たくさん教えていただきました(>_<)
私や中川出張所の所長の尽きない疑問に,丁寧に答えていただき,ありがとうございました!
出された炭は,澤田さんの『目』によって,良いものとそうでないものに振り分けられます。
いくらバーベキュー等に使うために燃やされるものといっても,お客さんに出すものだから良いものだけを。
職人やな~,と中川出張所の所長。自分の軸を持たれているところが本当に素敵です(^-^*)
木の表面も,もちろんすべて取り除いてお客さんへ。簡単に取れますが,すべてをやるのはとても大変な作業。
この表面がついたままでも使えますけど,はじけたり,火花が出たりするから
子どもや慣れていない人が使うのにも安全にせんとですな,と澤田さん。
こちらは『松炭(まつずみ)』。通常の炭よりも高温になるので,お寺の釣り鐘と作る際などに
使われるとのことです(¨! 木の種類によって用途が異なるのも面白いです。
粉状になったり,割れてしまったりした炭は肥料にも使えるとのことですから,捨てるものがありません。
炭を切り分ける体験をさせていただきました。
鉈(なた)を使って切り分けるとのことです。まずは中川出張所の所長から。
スラスラ切り分けていきます。ものすごく気持ちよさそうです。
この切り分けの作業の中で,『炭の調子』を見極めるとのこと。職人の業です。
私も体験させていただきました!炭の感触が手で感じられました(^^;)
切り分けるだけでも炭があちこちに・・・。手も真っ黒・・・。大変な作業であると実感いたしました。
スピードがあるのに,とても丁寧な切り分け方。やはりプロフェッショナルです。
最後まで切り通すのではなく,最後手前で台座に当てて切り離す業は見ていて気持ちが良いものでした。
次の投稿では,今回私が一番驚いたことについてお伝えします。今回はここまでです。
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