かがやき隊員の奥田です!前回の投稿(こちら)で,『しめ縄』の材料となる藁を

しなやかにする工程までをご紹介しました。今回は実際に,藁を綯(な)う作業を

見ていきましょう(^^♪ 今回も『しめ縄』作成のプロに色々と教えていただきました!

藁の固まりを3つ集めて,下の方をワイヤーでくくり,ねじりながら巻き付けていきます。

下の方を膝で抑えながらでないと,束がほどけてしまうため,コツがいります。

まさに熟練の業でした。お見事です(*^-^*)

うまく綯えたものを下の方は,このように一気に裁断して形を整えます。

ワイヤーで結んだ箇所から先端の方までの『ひげ』(斜めになったり,飛び出たりしているもの)を切っていきます。

大きいものと小さいもの,それぞれ作成のグループに分かれて作業開始です(^-^)/

私は小さいものを担当。親指と人差し指でつかめるくらいの藁を集めて,先端を水で濡らし,

半分に分けてひねっていくのですが,この時に大事なのが藁を”寄らしながら”ひねること。

寄らすとは,藁を手のひらにこすりつけること。この業の習得が必須です・・・(^^;)

そうして出来た小さいものは,大きいものに挟み込み,結んで落ちないようにしてワンセット完成です。

不器用な私は何度もやり直しながら,何とか作成することができました。ご迷惑をおかけしました。

ですが,個人的に一番難しい工程がこの先に待ち構えていたのです。それは小さな『しめ縄』を足していく作業です。

一つ作り上げるのは何とかなっても,その先に新たに藁を足していく作業が本当に困難を極めました。

困難な作業に必死になりすぎて,写真の撮影に対応できていません。

「昔の人はホンマにえらいな~」という言葉がどこからともなく。切実に実感いたしました。

『しめ縄』を作成するにあたり,自然への敬意や感謝,神様を敬う気持ちを持って行われていた作業なのではないかと

強く感じました。皆様,色々と教えていただきまして本当にありがとうございました(>_<) 来年は力になれるよう精進します!