かがやき隊員の奥田です!先日,地域の方にとても素敵なものを見せていただきました(o^^o)

それは,一昔前に仕事をする女性が着ていた仕事着です。仕事着と言えば,機能性を重視することが大前提。

そのようなイメージを持っていたのですが,現実はそうとは言い切れないようです。早速見ていきましょう!

こちらは半纏(はんてん)と呼ばれる上着にあたるもの。

落ち着いた色合いですが,無地ではなく,模様が目を引く素敵なデザインになっていますね(^^♪

こちらは腰ひも。先ほどの半纏とは打って変わって目を引く鮮やかな色。

そして可愛らしいオシャレな模様が見る人を楽しませます(*^-^)

写真中の腰ひもの下部にある藍色のものは,三幅前掛(みはばまえかけ)と呼ぶそうで,

これを先に半纏の上から腰に巻いて,たちかけと呼ばれるズボンに当たるものを履くそうです。

落ち着いた色合いでまとめながらも,三幅前掛や腰ひもにアクセントをきかせているんですね( ̄ー ̄)

そして手には,手甲(てこう)と呼ばれる篭手(こて)のようなものをはめます。

このように着るそうで,半纏が破れるのを防ぐ役割があったんだとか。

機能性もさることながら,先端の桃色の刺繍や縛る部分の交差した朱色の刺繍がポイント。

こういったところに遊び心を入れていたそうで,各家庭,各個人の味が出ているんだとか(*^-^*)

腰ひもの先端にもカラフルな紐の飾りがΣ(゜゜) こういったオシャレは村ごとに,また地域ごとに

様々だったそうで,毎日の仕事に楽しみを見出す側面もあったんだとか。

ただ,着るのには今の衣服とは異なり,時間がかかるため,歩きながらたすきをかけたりしていたそうです。

頭のてぬぐい,たすきをかけて仕事着完成です。もちろん何着もの組み合わせがあり,その全てがお母さんの手作り。

お嫁さんに行く時に渡されるものもあったようで,その家の個性はもちろん,親が子を想う温かみを感じます(>_<)

とても素敵なものを見せていただき,ありがとうございました!!