かがやき隊員の奥田です!本日2月4日は立春。暦上では春の始まりですが,

まだまだ寒い日が続く小野郷。道脇には雪が残っているところも多いですが,

山の木に積もった雪がとけると,目に飛び込んできた景色がこちら(^-^)/

少し見えにくいですが,手前の杉が紅葉?しているように色づいています(¨!!

何だか冬のあとに秋が来たような錯覚を覚えます・・・。

実際に見てもらうと,人によっては赤茶色に近い色で見えると思います。

度々お世話になっている辻井林業さんや地域の方にお話を伺うと,色が変わっているのは枯れているのではなく,

一種の『冬眠』状態に杉が入っているからだということですΣ(゜゜)

根から水分を吸い上げることを中止し,春が来るまで成長活動を休止している姿なんだとか。

詳しく調べてみると,成長の要となる『光合成』を行う『葉緑体』が,冬になると日が当たりにくいため,

必要とされなくなり,解体されて『糖分』となり,植物の細胞を凍りにくくする方向へ植物が舵を切るからなんだとか。

葉『緑』体がなくなり,葉に残された色素が『茶』色をしているので,そう見えるんだとか・・・。

3月か4月にでもなれば,また緑に戻るよ~,とのことでした。また,とても興味深いのが,

丸太になる杉が色が変わりやすいが,垂木などになる杉(少し細めのもの)は緑のままであることが多いとのこと!

色々と教えて頂き,ありがとうございました(>_<) 遅れてやってきた紅葉のような,一味違う景色をご堪能下さい。