2022.05.12
✍小野郷の歴史を学ぶ【端午の節句】
かがやき隊員の奥田です!先日の5月5日は子どもの日,そして端午の節句でもありました(^^♪
こいのぼりや五月人形,柏餅や菖蒲(しょうぶ:こちらも参照)などが思い浮かびますが,
先日地域の方に,興味深いことを教えて頂きました。大森地区の端午の節句は6月だったというのです!
5月は田植えが忙しいため,落ち着いた頃の6月中旬頃が節句となっており,
その時にはうるち米ともち米を石臼でひき,ちまきをつくって近所・親戚に振舞ったのだとか。
ちまきは写真のように,3枚の笹の葉で包むそうなのですが,完成形がまたおもしろく
写真のように,端の部分が外側に出たものが多かったんだそうですΣ(゜゜)
この形にするのは熟練の業がいるようで,お姑さんやご祖母さんのつくる姿から学ぶんだとか。
このちまきに菖蒲,よごみ(よもぎのことをこう呼ぶ方も)を添えてお供えしたとも。
笹の葉を見せて頂きました!こちらは収穫してから大分と時間が経っているそうですが,
なんと沸騰したお湯に入れると柔らかく伸びて,茶色になるそうです(¨!!
出来上がったちまきは,さとうやきなこをつけて食べることが多かったようです。
とても興味深いお話をありがとうございました!
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