2022.05.27
🌟伝統の業。ちまきづくりを学ぶ😌【その1】
かがやき隊員の奥田です!先日の投稿(こちら)でご紹介した『ちまき』。
5月5日の端午の節句は一般的には関東では柏餅(かしわもち),関西では『ちまき』を
食べる地域が多いそうですが,今回は大森地区の伝統的な『ちまき』づくりに密着しました(^^♪
大森地区でとれた笹の葉。今では鹿の害で,めっきり少なくなってしまったそうです・・・。
『ちまき』は,細長いお餅を笹の葉で包んだようなもの。笹の葉に包まれる中身を『しんこ』と呼ぶそうで,
まずはうるち米ともち米をちょうど良い割合で混ぜ合わせて,こねていきます(*^-^)
迷いのない手つきで,うるち米ともち米を混ぜ合わされます。水を少しずつ加えながら,こねるそうですが,
その必要具合は『こねた時の感触』によって調節Σ(゜゜) まさに熟練の業です!
体重移動が肝心なのでしょうか,勢いよくこねられていました。よくこねた方がやっぱり美味しいと思いますよ,とのこと。
昔は石臼(いしうす)でゆっくり米をひき,杵(きね)を使ってよくこねたそうですが,
一回でつくる量は100個ほど(¨!!! やっぱり重労働でしたね,と苦笑いされていました。
瞬く間に,『ちまき』の形に仕上げられていきます。手が覚えているとはまさにこのことでしょう。
手捌きが速すぎて,カメラが中々追いつきません・・・(^^;)
『しんこ』の完成です。次回はこれを笹の葉で巻くところをご紹介しますが,
この巻き方が大森地域特有のものなのか,とても独特で興味深いものでした。
次回も伝統の業をご覧ください(*^-^*)!
< コメントを入力 >