かがやき隊員の奥田です!先日の投稿(こちら)でご紹介した『ちまき』。

5月5日の端午の節句は一般的には関東では柏餅(かしわもち),関西では『ちまき』を

食べる地域が多いそうですが,今回は大森地区の伝統的な『ちまき』づくりに密着しました(^^♪

大森地区でとれた笹の葉。今では鹿の害で,めっきり少なくなってしまったそうです・・・。

『ちまき』は,細長いお餅を笹の葉で包んだようなもの。笹の葉に包まれる中身を『しんこ』と呼ぶそうで,

まずはうるち米ともち米をちょうど良い割合で混ぜ合わせて,こねていきます(*^-^)

迷いのない手つきで,うるち米ともち米を混ぜ合わされます。水を少しずつ加えながら,こねるそうですが,

その必要具合は『こねた時の感触』によって調節Σ(゜゜) まさに熟練の業です!

体重移動が肝心なのでしょうか,勢いよくこねられていました。よくこねた方がやっぱり美味しいと思いますよ,とのこと。

昔は石臼(いしうす)でゆっくり米をひき,杵(きね)を使ってよくこねたそうですが,

一回でつくる量は100個ほど(¨!!! やっぱり重労働でしたね,と苦笑いされていました。

瞬く間に,『ちまき』の形に仕上げられていきます。手が覚えているとはまさにこのことでしょう。

手捌きが速すぎて,カメラが中々追いつきません・・・(^^;)

『しんこ』の完成です。次回はこれを笹の葉で巻くところをご紹介しますが,

この巻き方が大森地域特有のものなのか,とても独特で興味深いものでした。

次回も伝統の業をご覧ください(*^-^*)!