🔥小野郷の炭職人【火付編・詳細】
かがやき隊員の奥田です!前回の投稿(こちら)の続編,いよいよ炭焼き本番です。
以前の投稿(こちら)でもご紹介しましたが,より詳細なことを教えて頂きました(^-^)/
まさに炭焼きのプロと言えるほどの職人業をご覧ください!
窯に火が付いたら(窯の中の木に火が回ったら),少しずつ空気口を狭めていき,
空気の量を調節して『燃え尽きない』ようにしていきます。
この調節具合を決めるのが,煙の色・勢い・臭い・温度。
火が付き始めた時は,煙の色は茶色なのですが,今回は白色。香ばしい臭いがします(^^♪
前回がこれくらいの日だったから・・・といったものは通用しません。
自然のものゆえに,毎回タイミングを見極めることが大切なんだとか。
「今日のうちに空気口をかなり小さくしとかんとあかんな~」と澤田さん。
どうやら次の工程へ向かうタイミングだと判断されたようです。なんとこの空気口の調節,
澤田さんが朝窯に来れる時間(次の作業に移れる時間)を計算して,狭め具合を決めるそうですΣ(゜゜)
「中途半端な状態が続くと,良くない炭がようけ出来ますから」とのことです。
とは言うものの,窯の中を見たわけでもないのに,どうして木に火が回っていることが分かるのか。
早すぎると頭(地面に接した部分:完全に炭になっていない部分を言う)が高くなり,
遅すぎると燃え尽きてしまい,炭が少なくなってしまう(>_<)
「見ると分かりますよ」と澤田さんが指差したのは窯の土の上部。
先述の煙の色・勢い・臭い・温度と併せて,火が回ると窯が膨らむんだそうです(¨!!
な,なるほど!心なしか前よりも盛り上がっているように思います。
微妙な変化を研ぎ澄まされた感覚で捉える職人業の数々・・・感服いたしました!
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