2022.08.12
🥫梅の様々な利用について【梅干し】その4✍
かがやき隊員の奥田です!先日の投稿(こちら)より、数日後のこと。
地域の方から、数日間晴天が続くので『土用干し』をしますと連絡が・・・。
一体どのようなものなのか、現地へ伺い取材してまいりました(^-^)/
何とも色鮮やかに染まった梅干しが、むしろの上に並べられていました(¨!!
見ているだけで口の中が酸っぱくなり、食欲がわいてきますね。
先日取材させて頂いた時よりも色が濃くなっている気がします。
写真で見せて頂いたのが、漬け込んだ梅ともみしそを分けたばかりの時のもの。
漬け込んだまま、何カ月?何年?も置いておくのかと思っていました・・・。
梅・もみしそ・赤紫蘇梅酢に分けて、三日三晩乾燥させることを『梅の土用干し』と言うそうで、
皮を柔らかくする、保存力を高める、色をもっと染める等の様々な理由があって、
梅雨明けにこうやって日干しするんだそうです(o^^o)
地域の方は台車の上に載せて、太陽の光の当たる場所へ移動しやすくするため、
またもしも雨が降ってきてしまったときにすぐにしまえるようにするために
一工夫をされていました(*^-^*) 少しの工夫でとても効率的になりますね!
梅雨でため込んだ湿気は、カビや病気のもとになりやすいため、このように日干しをして殺菌するというのが、
元々の『土用干し』の意義だったようです。昔から伝わる製法は自然の理にかなっていて、
本当に隙がありませんね( ̄ー ̄) 先人の知恵には驚かされるばかりです。
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