かがやき隊員の奥田です!先日のこと、小野郷出張所裏で育林されている台杉の

垂木(タルキ)の伐採と皮むきが、地域の職人さんの手によって始まりました。

普段は作業場にお邪魔しないと見ることも叶わない職人技を見学させて頂きました(*^-^)

すっと伸びた垂木を、手際よく伐採されていきます。

伐採されたのは以前の投稿(こちら)で枝打ちされて、ほとんど枝がない状態(枝締め)になったもの。

職人さんの長年の勘により、切る時期を見極めるんだそうですΣ(゜゜)

切り出した垂木の皮むき。この皮むきのタイミングも職人さんの『目』によって決まります。

水分を多く含んでいるものは、皮がむきやすい分、カビてしまいやすくなり、

逆に水分がほとんどなくなってしまうと、皮がひっつき、むきにくくなるとのこと。

絶妙なタイミングを狙って作業するには、熟練された『目』が必須ですね(^-^)/

昔は7月末から8月初めの『大安』の日に、切り出していくことが決まっていたそうです。

もちろん、その時期がこういった作業に一番適しているからこその習慣。

先人の知恵と技術が何百年にもわたって受け継がれていることが分かりますね・・・(*^-^*)