かがやき隊員の奥田です!前回の投稿(こちら)の続編になります。

稲木の組み立ての始まりは、柱を切立(垂直に立てる)にすることから。

続いて柱を左右から支えるつっかえ棒を固定していきます(^-^)/

つっかえ棒は柱に対して45度。目測でもこの角度に近づけることが秘訣とのこと。

木槌で叩いて、田んぼの土に押し込んでいきます。ただこれは深くまで挿し込む必要はなく、

稲をかけると全体の重みで少し沈み、勝手にしっかりと固定されるんだとか(¨!

続いての秘訣は、つっかえ棒と柱を固定する結び方。昔は、わらやつる、ねそと呼ばれるもので結んだそうです。

これらは柔らかいのに強度が抜群で、自然にとれるものをうまく活用していたんだろうね、と地域の方もしみじみ。

ポイントは、真ん中で結ぶだけでなく、その結び目をさらにくくるように、

上下二つも結ぶこと。こうすることで上下左右動きにくくなるんだそうです(^^♪

何となく写真を見て分かってもらえるでしょうか・・・。

まずは柱とつっかえ棒の真ん中をくくって固定し、更にその上下でも二つくくり、

最後は真ん中をくくるように回して固定。言葉では何とも伝わりにくいですが、

実際に見ても早すぎて目が追い付きません(>_<) 地域の方は「慣れやね~」と苦笑です。

この結び方が、高稲木を支えるポイントなんですね。慣れるまでが大変そうです・・・。

垂直に柱を立てる、つっかえ棒は45度の角度、そして二つの木の結び方と

随所に知恵が散りばめられていて感動です(*^-^*)