2022.11.07
📸密着取材!大森東町の高稲木(たかいなき)🌾その6
かがやき隊員の奥田です!連日ご紹介している大森東町の高稲木。
前回までで高稲木の組み立てについて詳細をご紹介しました。
今回からは実際に稲木に掛ける行程をお伝えしていきます(^-^)/
まずはもちろん稲刈りを行います。機械を田に入れるために『隅刈り(すみがり)』をしてから、
機械で刈り取ります。この機械はある程度の太さになると、自動で麻ヒモで結んでくれるようです。
稲木に掛けるためには、稲の茎の部分も残しておかないといけないので、この機械が適切ですね(^^♪
自動でガコン、ガコンと稲を束にして結んでくれます。昔は手狩りだったため、刈ったものを結び、
稲木がある場所へ持っていき、稲を掛けていたそうです。朝から作業を開始しても、稲刈りが終わるのが5時頃。
その後、月明かりを頼りに夜中11時頃まで作業をされていたんだとかΣ(゜゜)
組み立ては上からでしたが、稲木に掛けるのは下から順に。
最初は楽でも、上に行くに従って稲木に上りながら掛けていく必要があります。
昔は11段を組んだこともあるそうなので、作業しやすいように少し斜めに組み立てられていたそうですが、
それゆえ強風等で転倒しやすく、転倒した場合はまた一からやり直しだったんだとか・・・(>_<)
地域の方の息はピッタリで、どんどん稲木に掛けられていきます。
こちらもただ掛けているのではなく、やはりちょっとした工夫をしながら掛けられています。
次回からはその秘密を探っていきたいと思います。それではまた次の投稿でお会いしましょう(*^-^*)
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