🍽️三箇日の郷土食と言えば・・・🥯
かがやき隊員の奥田です!小野郷地域や、お隣の京北地域や中川地域、雲ケ畑地域などでは
お正月三箇日に『納豆餅(なっとうもち)』を食する家庭が多いようです。
お雑煮やお汁粉とはまた違った美味しさがある『納豆餅』をご紹介します(^-^)/
作り方を教えて下さったのは小野地区にお住いの方。まずはお餅を焼いて柔らかくしていきます。
昔は器に収まりきらない程の大きさ(30cm程あったことも!)の納豆餅だったそうです(¨!
今回は食べやすさを重視しつつも、お餅を二つ重ねて中くらいの納豆餅づくりです。
家庭によってそれぞれとのことですが、少し焦げ目がつくくらいまで焼いて、
きな粉が敷かれた器にお餅を載せ替えます。
スプーンを用いて、焦げ目の部分を中央へ中央へ寄せていきます。
しっかりこねることで、きな粉が全体にまぶされ、食べる際に手にお餅が引っ付かなくなるとのこと。
きな粉は、味を楽しむというよりかは実用的な意味合いで使われているようですね(^^;)
もちろん、きな粉がまぶされていることで美味しさが増すという側面もあると思いますが・・・。
十分にこねたお餅の上に、納豆をのせていきます。もちろん量は個人の好みによってそれぞれ。
塩を少し入れて、味加減を調節する方もいらっしゃるとのことです。
小野郷地域では納豆と『黒砂糖』を混ぜ合わせる家庭が多いようで、
写真のように、納豆の上か少しかかる程度に黒砂糖をまぶしていきます(^^♪
納豆と黒砂糖が中央にのった状態で、半分に折り畳み、編み笠状にお餅を閉じていきます。
餃子を作るかのように、しっかりと口を閉じて、食べる際にこぼれてこないように・・・o(^-^)o
『納豆餅』完成です!いただきまーす、とかぶりつきたくなりますが、
少しだけ時間を置いておくのが美味しさの秘訣。納豆と黒砂糖が溶け合い、
黒蜜のようになった状態がとても美味しく感じるんだとか(*^-^*)
写真のように、黒砂糖が黒蜜のようにとけると、納豆の糸に黒蜜がのり、
口の中で甘さがすぅーと広がっていきます(*^-^)
納豆が苦手な人も一度食する価値ありの一品!ありがとうございました!
< コメントを入力 >