かがやき隊員の奥田です!先日のこと、大森の炭焼き職人の澤田さんから

「年も明けたので炭を出していこうと思います」とお声がけ頂き、早速炭焼き場へ。

今までに何度も取材させて頂いてますが、今回初めて拝見できたものがあったため、

ご紹介したいと思います(^-^)/

炭出しをされるため、こめられていた(塞がれていた)窯(かま)を開けると、

窯の入口から奥までの間に土の壁が(¨! お話で聞いていた『障壁』と呼ばれるものでした。

入口からの距離は大体1m程のところといったところでしょうか。

近づいて障壁の向こうを覗いて見ると、立派な炭が所狭しと並んでいました。

「今回も何とかええ炭がようけできたと思います」と笑顔の澤田さん(o^^o)

これから炭を出して確かめていくのが楽しみとのことでした。

この障壁の役割はもちろん、直接窯の中の木に火が当たらないようにして、

じっくりと炭にしていくことが挙げられますが、この障壁の高さは毎回異なるんだそうですΣ(゜゜)

その時焼く木の性質、具合などを見極めて、より多く、品質の良い炭にするために、

高さを微調整していくとのこと・・・! プロにしか分からない『加減』があるんですね。

炭を焼く回数を重ねる中で、そのさじ加減は分かってくるとのことです。

自然のものに一様のマニュアルは存在しないってことなんですね(^^;)

それゆえに、今回は自分の焼き方が良かった等の嬉しさも感じることができるんだとか。

自然を相手にすることの難しさと楽しさの両方を教えて頂きました!