🥟郷土食『納豆餅』を詳しく学ぶ・・・✏その4
かがやき隊員の奥田です!連日ご紹介してきた『納豆餅』を詳しく学ぶシリーズも
今回でラスト。食べ方について詳しくご紹介していきます(^-^)/
もちろん決まった食べ方がある訳ではございませんので、各々好きなように食べるのが一番ですが、
より美味しく頂くために地域の方が意識的?(無意識かも)に留意していることを教えて頂きました。
すぐに食べるよりかは少しだけ時間を置くことで、中の納豆と黒砂糖がとけ合い、
黒蜜のようになって美味しいということは以前もご紹介しました(*^-^)
こちらの編み笠状の納豆餅を、『立てて』食べるのが基本。
その際に写真でいう左端、右端どちらを上に立てて食べるのか・・・。
納豆と黒砂糖が少し多い目におかれている方を、上にすると良いんだそうです。
立てて食べていると、それらが混ざりやすくなるためなんだとか。確かにそうですね!
意識的にする場合はどちらが多めか覚えておくと良さそうです(^^;)
また、さらに混ざりやすくするために、両手で『納豆餅』を立てて食べる際に、
下の方に持つ手で、中央部分を押し上げるように食べると更に良いそうです。
中身が継ぎ目から飛び出さないように、時折片方の手で、継ぎ目をつまんでおくと
最後まできれいに食べきれるんだとか(^^♪
大満足の一品、『納豆餅』。積雪が今よりも多かった昔は、冬場の保存食としても機能していたそうで、
大きい納豆餅を何日かに分けて食べたり、食べきれない納豆餅を一か所に集めて、
別日に焼きなおして食べたり・・・と、ごちそうの意味合いだけでなく、生活の知恵が詰まっているようですね。
本当にお腹が膨れて満足感でいっぱいになるため、朝に『納豆餅』を食べると、
昼ごはんは少しでよくなる等、家事の手助けにもなっていたのかもしれません。
興味深い『納豆餅』。詳しく教えて頂きまして、本当にありがとうございました(>_<)
< コメントを入力 >