かがやき隊員の奥田です!先日の3月10日に、京都府旅行業協同組合(こちら)が主催する

モニターツアーが中川地区・小野地区・京北地域にまたがって開催されました(^-^)/

午前中に中川地区や京都北山杉の里総合センターを回られたツアー参加者一行は、

続いて小野地区にある京都市指定有形文化財である『日下部(式部)家住宅』を訪れました。

普段は非公開の住宅内を特別見学させて頂けるとのことで、立派なかやぶき屋根の住宅内部へ。

朝廷との関わりが深かったことや、当時の暮らしぶりや価値観等が分かる住居の構造・・・

ガイドを務める地域の方のお話に、ツアー参加者の方々は引き込まれていました(o^^o)

手入れの行き届いた住宅を維持することの大変さについての質問が。

かやぶきの屋根も含めて、ここで生活をしていれば自然と長持ちする・補修箇所が判然とするそうですが、

文化財という性質上、困難なことも多いとのことでした(>_<)

美しい景観や歴史的価値のあるものは、管理者だけでなくその方を支援する人や団体も含めて

皆で守っていくという意識が大切であることも伝わりました。

地域の方のご厚意で、普段は見ることができない住宅の裏側も見せて頂きました。

国道162号線が開通するまでは、こちら側が本街道であったことをお話されると、

見方が変わってとても面白いと、ツアー参加者の方々は興味深い様子で辺りを見られていました。

この地域の歴史・地理的条件の変化・いくつか点在している同じ北山型民家との違い等に着目すると

面白いツアーになるかもしれませんね、と地域の方。

一つのストーリー仕立てのツアー・・・ぜひ参加してみたいですね(*^-^*)!