かがやき隊員の奥田です!先日の9月6日に、雲ケ畑を中心に活動されている

『雲ケ畑・足谷 人と自然の会』の方が、大森西町を訪れ、地域の方の田畑の畦(あぜ)の

植物を調査されました(^-^)/ 道中も含め、色々と興味深い植物について教えていただきましたので

その中のいくつかをご紹介します。

準絶滅危惧のイワベンケイと、鮮やかな色の花をつけているフシグロセンノウ。

特にフシグロセンノウは、最近は見かけることが少なくなった山の花だそうです。

綺麗な白い花びらが特徴のこちらの植物は、ユウガギク。

近畿地方よりも北の地域で見られることが多いそうなので、

京都市北部山間地域で見られるのは気候帯が異なるからだろうとのことでした。

茎が横に伸びていく植物だそうで、近くには色違いの紫がかったものもあり、

とても興味深い植物でした(*^-^*)

畦に生えていたこちらの植物。スズメノヒエと言うそうです。

素人の私では、雑草のようにしか見えませんが、こちらを拡大すると・・・

細かくて可愛らしい花がたくさん見えましたΣ(゜゜) その植物を知っていて、かつ

注目しないとわからない面白さがありますね。ちなみに全体に毛がないものは

スズメノ【コ】ビエという、京都府の絶滅危惧種にあたるそうです。

また、スズメノヒエは日本在来種だそうですが、海外産のシマススズメノヒエが

進出してきており、こちらも見かけにくくなってきているんだとか。

こちらの黄色い可愛らしい花。なんと!ヤブツルアズキと呼ばれるアズキの原種なんだそうです(¨!

もちろん食用にもなるそうですが、花をつける前に刈られてしまうことも多かったり、

実が小さかったりと中々注目される植物ではないようです。

今回の調査だけでは分からないものも多く、撮影した写真を持ち帰って後日結果報告ということに。

北山の豊かな自然の中には、中々見かけることも少なくなってきた植物が多く見られ、

とても興味深いですね・・・o(^-^)o 会の皆さん、お疲れ様でした!