かがやき隊員の奥田です!先日の12月16日に、小野地区の岩戸落葉神社の

しめ縄づくりが、地域の総代の方が中心となって行われました(^-^)/

今回は京都大学の学生さん達が、準備から実際にしめ縄をなうまで参加され、

地域の方と交流しながら立派なしめ縄が完成しました!当日のご様子を写真にて紹介いたします。

事前準備として、藁(わら)を『そぐる』作業から。しめ縄をつくる際に大切なのは、

整った藁を使って綺麗に仕上げること。そのために、使いづらい藁や、

『はかま』と地域の方が呼ぶ『藁に被っている下葉』を取り除いていきます。

ある程度、手でそぐり、飛び出ている部分を足で固定して上に引き抜くことで整えた後は、

藁の束を3分の1くらいに分けて、丁寧に綺麗なものだけに選り分けていきます

使えるものだけを手でつかめるくらいの束にしてセット。この作業がいかに丁寧であるかが、

しめ縄を綺麗につくり上げられるかを左右します(^^;)

ここから学生さん達が合流。藁を叩いてしなやかにする作業へ。

これが本当に大変な力仕事で、交代しながらでないと厳しい作業になります(>_<)

学生さん達の積極的な取り組みのおかげで、しめ縄をなう準備はバッチリ完了です。

地域の総代さん達が合流され、まずは鳥居に飾る大きなしめ縄をつくることからスタート。

地域の総代さん達が丁寧にご指導くださり、学生さん達も大きなしめ縄をなう方法や、

藁の継ぎ足し方を学び、立派なしめ縄が無事完成しました(*^-^*)!

続いて、末社に飾る小さめのしめ縄飾りのつくり方をご指導いただき、挑戦する学生さん達。

つくり方の一例だそうですが、11本藁をつかみ、半分くらいに分けて両方の掌を使ってねじ込み、

細くなってきたタイミングで、7本の『垂れ』をセットし、穂先を編み込んで・・・同じように、

5本、3本とセット、これを2回繰り返す方法で、学生さん達はチャレンジ(*^-^)

末社分だけでなく、自分の家に飾る用までつくれる程の習得具合に、地域の総代さんも驚かれていました。

他にも、親指と人差し指でつかめるくらいの藁の束をつかみ、半分に分けて

それぞれを逆方向にねじって、最後に輪をつくるしめ縄飾りや、

7本の藁をつかみ、5本と3本の垂れを編み込んでつくる簡易なしめ縄飾り等、

たくさん教えていただきました!玄関、神棚、仏壇、炊事場・・・家の様々なところに

しめ縄を飾り付けることもあるのだと学ばせていただきました(*^-^)

地域の方のご厚意に、学生さん達は感謝感激、そして来年も地域に無理の無い範囲で参加したいと

意気込みで応えており、双方にとって良いしめ縄づくりになったのではないかと思います(^^♪

ご参加された皆さん、お疲れ様でした!