かがやき隊員の奥田です!先日の1月14日に、大森東町の長福寺にて、

住職さんと地域の方々で『大般若会』(だいはんにゃえ)が執り行われました(^-^)/

大森東町では、毎年、寿佛寺(じゅぶつじ)か長福寺にて執り行われるもので、

今年は長福寺での開催となりました。

大般若会は、大般若経転読会(だいはんにゃきょうてんどくえ)とも呼ばれるそうで、

数百巻もある大般若経を、地域の方々が住職さんとともに、経典を空中でパラパラと開き、

もとの状態におさめるといったことを繰り返されるんだそうです(¨!

住職さんがまずは読経され、住職さんのお声がけにより、各々の手元にある大般若経を手に取ります。

「大般若経巻第〇〇!!唐ノ三蔵法師玄奘奉詔訳~!」

(とうのさんぞうほうしげんじょうぶじょうやく)と発声し、経典を空中で片方の手からもう片方の手へ

パラパラと開いていきます。まさにこの光景は圧巻の一言!紙のめくれる音がとても心地よいです(^^♪

そして、めくり終えた最後には、「降伏一切大魔最勝成就!」

(ごうぶくいっさいだいまさいしょうじょうじゅ)でおさめます。

ご利益のある経典をパラパラめくるときの風にあたること、

数百巻すべてを転読することで、地域の災いや病魔を払い、

1年間の無病息災を祈願する行事とのこと。また、経典の虫干しも兼ねているそうです(*^-^)

転読を終えた後は、順にご焼香。家庭と地域の安全無事を祈願します。

コロナ禍の影響で発声を伴う、密になる大般若会は通常開催が難しかったようで、

今回久しぶりに住職さんも長福寺で通常に執り行えたとこを喜ばれていました。

終了後は、お札が配られましたが、これを玄関の内側に外向きに張ることで

悪いものが家に入ってこないように、そして、大森東町内の上(かみ)・下(しも)に札を立てて

地域にも悪いものが入ってこないように祈願されるとのことです(o^^o)

今年一年も地域が安全無事でありますように・・・。