かがやき隊員の奥田です!先日の2月11日に、地域の方のご厚意で、

京都大学の学生達が、寒餅(かき餅)づくりを体験しました(^-^)/

寒い時だからこその体験に、学生達も意気込んて作業に向かいます。

寒の時期についたお餅はカビが生えにくく、乾燥させておくことで、

農作業時のおやつとして重宝されていたという寒餅。まずは切り分ける作業からです。

お手本を見せていただき、お餅を薄い正方形に切り出していきます(o^^o)

 

切り出したお餅は、むしろ等に並べて約1か月乾燥させることで完成ですが、

場所をとらない、より自然乾燥しやすいといった理由で、地域の方が工夫されたのが、

藁(わら)を用いて吊るして乾燥させるやり方!そのため、まずは藁を打ってしなやかにします(^^♪

柔らかくなった藁を用いて、切り出したお餅を結んでいきます。この作業はかなりの慣れが必要。

地域の方が丁寧に、分かりやすく教えてくださり、何とかやり方を会得した学生達(^^;)

二年前の自分を見ているようで、なんだか微笑ましいです・・・。

藁仕事は本当に不思議なもので、みんなで囲んでやると時を忘れるほど熱中し、

また達成感も大きいものです。もちろん普段やり慣れていないことだから、というのもありますが、

自然のものに触れる・活用するというのは、あたたかさや豊かさを感じられてとても楽しいですo(^-^)o

出来上がったものを、垂木に吊るして完成です!その年の気候にもよりますが、約1か月間自然乾燥させ、

いつでも『おかき』にして食べることができます(*^-^) しめ縄をつくるために、もち米を育てて、

お餅だけでなく、こうしたおかき餅にして消費する。一連の流れやな、と地域の方。

貴重な山村文化を体験させていただき、ありがとうございました!