かがやき隊員の奥田です!先日の2月14日に、京都大学の学生達に、

大森リゾートキャンプ場の方が草鞋(わらじ)づくりを教えてくださいました(o^^o)

昨年末のしめ縄づくりの際に、学生達がもっと藁(わら)細工を学んでみたいと言っていた声を

拾い上げてくださり、今回特別に教えていただきました!

草鞋のつくり方も色々とあるそうですが、今回は一番初歩的でやりやすいやり方で教えていただくことに。

太めの縄が一本ずつ、そして細い縄を使いやすいように切り分けたものが数本。

これで草鞋をつくることができるそうです(¨! 一体どのようにして出来上がるのでしょうか。

まずは太い縄を自分の両足の親指と人差し指の間に、外側から通して交差させます。

ここを交差させるか、しないかでは仕上がりに若干の違いが出てくるそうですが、

まずは交差させるやり方でやってみることにしました。

交差させたらいったん避けて、細い縄を三から五回ほど太い縄に巻き付けて固定。

固定できたら交差させた部分を戻して、波縫いするように細い縄をくぐらせていきます。

途中、細い縄が途切れたら継ぎ足しをして、波縫いを続けていきます。

継ぎ足しは交差した太い縄の間(中央部分)で行うのがコツだそうです。

自分の足幅に合うように、両足を微妙に開きながら作業を進めていきます(*^-^)

藁細工、本当に夢中になってしまいます(^^;)笑 少しずつ出来上がっていくのが楽しく、

たまにおしゃべりしながらも、ほとんど黙々と作業を進めてしまいました。

自分の足のサイズくらいになれば、交差していた太い縄を一本ずつ、手前に引いていきます。

かなりの力がいるのですが、一回引けるところまで来ると、スルスルと引けて快感(^^♪

靴底の部分が完成しました!決して上手な出来とは言えませんが、達成感に溢れます。

あとは、自分の足の親指と人差し指の間に太い縄を挟んで、ちょうど良いところでを探し当てて、

太い縄を編み込んだ靴底に挿し込みます。草鞋の下から3分の1ほどがちょうど良い場所のようですが、

こちらも個人差があるので、自分の良いあんばいで挿し込みます。

挿し込んだら裏面でちょうちょ結びをして、はみ出た部分を切れば完成(*^-^*)!!!

自分の足のサイズにピッタリの、セルフオーダーメイドの草鞋が出来上がりました!!!

ちょうちょ結びの結び目が土踏まずに当たって、心地よく履くことができます。

歩いてみても何ら不快感や支障はありませんでした。

それぞれが自分だけの草鞋づくりに没頭中。地域の方によれば、昔、大森地区の子どもたちは、

小野地区にある学校へ通う際に、予備の草鞋を提げて登校していたんだとか。

自分で自分の草鞋をつくるのが当たり前だったそうで、火を囲みながら家族でつくった思い出もあるそうです。

夏のお風呂上りに履くと、汗を吸ってとても心地よいそうです!また、写真のように

アレンジが利くのも草鞋の優れもの!指と指の間が痛くないように布を当てたりすれば、

履き物として申し分ないものになります。とても貴重な体験をさせていただき、

また懇切丁寧に、分かりやすく教えていただき、本当にありがとうございました(>_<)!