北山杉の里中川まちあるきツアー(4月18日)
山桜が咲き誇る春爛漫の中川まちあるきツアーの初回。地元京都や大阪など関西や千葉、神奈川などご遠方からも多数お越しいただきました。
まずはパワースポット中川八幡宮から。樹齢600年とされる高さ40メートルの北山杉の母樹が日の光に照らされ、黄金に輝いているようです。現在中川で生産されている杉はこの木から挿し木で増やされた子孫とされています。
初めて来られた方にとっては新鮮な感動ものの風景が集落のあちこちにあるそう。歩みを止め、所々でシャッターを押されていました。
北山林業繁栄を伝えるシンボル的な建物の丸太倉庫群。昭和6年建築です。ここが映画「古都」のロケ地となりました。昔ながらの衣装を着けた地元女性が磨き丸太の実演をしました。
その後、皆さんにも台杉から取れた細いタルキの棒を磨いてもらいました。
菩提の滝から取った細かな砂で磨くとつるつるの木肌になりました。
現在閉館の北山杉資料館にある主人公の双子姉妹像と、「古都」作者の川崎康成直筆文を刻んだ石碑をこの建物前に移動しようという構想もあり、実現すれば観光スポットとして賑わうかも。
路地を抜け、高台にある樹齢400年の巨大台杉、季節の花と新緑の借景が素晴らしい宗蓮寺でのお茶と草餅の休憩、美しい床柱が並ぶ老舗問屋「中源」さん見学を経てツアーは終了しました。(台杉以降のコースは26日のリポートで詳しくお伝えします)
歩いた後は、地元女性の方々が心を込めて作った地元の山で取れた山菜をメインにした昼食です。ほとんどの皆さんから注文いただき、大好評をいただきました。
食後、お客様と地元スタッフとの会話が弾みました。外の方々からの感想を聞くことは何よりも楽しく、まちおこし活動の勉強になり、励みにもなります。
次回は26日、5月3日にも開催します。若干名空きがありますので、来てみたいと思われる方は是非ご連絡ください。ツアー詳細はこちらをクリックしてください。
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