かがやき隊員の奥田です!先日,『京都北山丸太生産協同組合』が主催する歳末特別市の様子を

見せていただきました!こういった市は,一般の方が見学することはできない催し事とのことで,

貴重な体験をさせていただき,本当にありがとうございました(>_<)!

競り市自体が初めての私は,八百屋さんや魚屋さんが「さあ,これはいかがでしょうかー!」と客寄せをしている様子を

イメージしていたのですが,実際に始まるとその活気と勢いに圧倒されましたΣ(゜゜)

手前側から奥へ進み,そしてまた手前側に戻ってくることを繰り返していくのですが,

番号が読み上げられると,振り子さん(値段や買い手を決める指揮者のような方)が良く通る声で

「さあ!なんぼ~・・・」と独特のリズムで値段を伝えられます。この勢いがとにかくすごいんです。

読み上げられた値段に対して,買い希望の方が複数いた場合は一人になるまで値段が上げられます。

買い希望の方は指を折ったり,上げたり,はたまた丸を作ったりと自分の意志を表示します。

それを振り子さんが瞬時に判断し,滞ることなく競りを進めます。勢いが途切れることがありません。

あっという間に競り市が終了。この後は,落札されたものがきちんと落札した人にわたるように,

紐で縛って誤りがないようにする作業があるとのこと。市の後は,振り子さんにお話を聞くことができましたが,

やはり振り子の業も,先達から見て学んだものとのこと。受け継がれていく伝統の業に感動した一日でした。