2022.02.25
👘伝統的な仕事着に迫る【その1】
かがやき隊員の奥田です!先日,中川地区にお住まいの方にお会いして,
伝統的な仕事着について詳しく教えて頂きました(^^♪ 同じ北山でも,地域や働き場によっては
多少異なるとのことです。そのため,今回ご紹介するのは中川地区のスタイルの一つになります。
今で言うとズボン/パンツのような役割をするのが,この『たちかけ』。
北山の女性は,『三幅前かけ/前だれ』と呼ばれる前かけエプロンのようなものを先に腰に巻いて,
その上にこの『たちかけ』を着るのが通常スタイル(^-^)/
『たちかけ』は,写真のように横部分にスリット(切れ目)があり,前部分と後ろ部分に分かれていて,
前部分の方が広め,後ろ部分は少し狭めにデザインされているとのこと(¨!!
恐らく機能性を重視したスタイルなのではないかとのことです。
少し分かりにくいですが,後ろ部分は平面ではなく,ダーツ(立体的な膨らみがある)が取り入れられていて
狭めに作られていても窮屈に感じないんだとかΣ(゜゜) かなり機能的につくられているんですね・・・。
そして,現代のズボン/パンツと異なり,ひもを緩めたり,絞ったりすることで,
腰回りの幅を調節できるのが『たちかけ』。体の変化に合わせて調整が可能なものだったんですね!
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