かがやき隊員の奥田です!先日、中川学区杉坂地区にお住いの方が、

桃源山地蔵院(とうげんざんじぞういん)を案内して下さいました。

国道162号線を少し逸れ、京見峠へ向かう道中にある地蔵院。早速取材させて頂きます(^-^)/

諸説あるようですが、地域の方のお話によると、若狭の国から京の都へ向かう街道がいくつかある中、

若狭の国から徒歩で3日かけて京都へ辿り着く街道の最後の宿場町が杉阪であり、

5軒ほど宿泊できるところがあったそうです。主に『へしこ(魚の塩漬け)』が運ばれていたんだとか。

地域の方々で管理されているこの地蔵院。こちらも諸説ありで詳しくは確定できないようですが、

創建時期は鎌倉時代とされ、800年以上の歴史があるようです(¨!

杉阪地区にいくつかあった寺院が集まってできたとも言われているのだとか・・・。

境内には樹齢400年を超えるモミジの木、大切に手入れされている台杉などが立ち並び、

周りの静けさと相まって気分をとても落ち着かせてくれます(o^^o)

ご厚意で地蔵院の中も案内して下さいました!立派な佇まいには、地域の方々が

大切に管理されていることを実感します(*^-^*)

寺院の中から、境内を眺めて見ると素敵な風景が広がっていました。

もちろん移り変わりは色々あるだろうと思いますが、

何百年前の人達も同じこの風景に癒されていたのかと思うと、感慨深いです( ̄ー ̄)

寺院内には山号が書かれた立派なものが!『桃源山』の由来はおそらく、桃源郷(とうげんきょう)。

桃源郷とは、現世を離れた仙人の世界のような場所を表すようです。

そう言わしめるまでの根拠はこれでしょう。

深緑の映える北山の地に、一際輝くモミジの紅葉。地域の方に見せて頂いたお写真は、

まさに『桃源郷』のような特別感を感じさせるものでしたΣ(゜゜)

11月中旬が見頃とのことで、その美しさは一見の価値ありだそうです!

あとひと月もすればこの風景がガラッと変わることでしょう。

『桃源山』の名にふさわしい美しさ・・・ぜひとも今年は見てみたいです(^^♪

貴重なものをたくさん見せて頂き、ありがとうございました!