かがやき隊員の奥田です!先月の11月6日に、京都府建設業協会の青年部の方々が、

中川学区を研修で訪問されました(^-^)/ 毎年青年部の研修があるそうなのですが、

今年は生産者の現場を学ぶというテーマのもと、社団法人北山杉2100にご依頼され、

午前中は中川地区のガイドツアー、午後からは北山林業体験とシンポジウムという行程で

研修がスタートしました。当日のご様子を写真で紹介いたします。

北山杉2100の岩井理事長、中田事務局長よりご挨拶、研修行程の共有から始まり、

中川八幡宮社の北山杉の母樹や境内の説明、中川集落内を散策し、大台杉に至るまで、

北山林業と中川学区の歴史、暮らし、樹木の用途などを質疑応答メインでガイドされ、

濃密で面白さ満載のガイドツアーを通して、北山林業や中川学区について理解を深められていました(o^^o)

また、丸太問屋さんを訪れて、北山丸太製品の紹介や奥深い知恵と歴史を受けられ、

丸太の砂磨きを体験されました。砂磨きの砂の成分や、砂で磨くことの意義が理にかなっていることに

いたく感心されていた様子で、午前中だけでも多くのことを学び、感じ取られていたようです(*^-^)

杉阪地区の台杉群に移動後、昼食を終えて、実際に北山林業に携わる職人さんによる実演と

手ほどきを受けながらの体験が行われました。北山林業独特の『撫育』方法、自然環境や特性を

活かした工夫、また繊細で丁寧な作業風景に、約600年の歴史を誇る北山林業の奥深さを感じられていました。

続いて、京都北山杉の里総合センターへ移動され、京都北山丸太生産協同組合の理事の方々も交えての

シンポジウムが行われました。北山林業、京都府の建設業界の現状と課題点をそれぞれ確認した後、

両業界で連携できること、もっと理解を深めないといけないこと、今後を見据えた時に必要なことなど

活発な意見交換が行われ、各グループ間で話し合われた内容が発表されました。

こうした異業種の交流というのをもっと深めていかなければならないことや、

双方の課題をきちんと認識し合うことで連携を取っていくことの重要性が共有されました。

両業界の今後の展望について、新たな一面が垣間見えた一日であったと思います。

皆様、お疲れ様でした(*^-^*)!