🐒サル対策を考える【視察編】
かがやき隊員の奥田です!以前のブログ(こちら)を見てくださった小野郷にお住まいの方が
対策についてアドバイスやご助力を下さり,本当に感謝の限りです。ありがとうございます。
そのおかげで,サルへの対策が着実に進む中,私もサル対策の現場に行ってきました!
今回お邪魔したのは,同じようにサルによる農作物の被害が相次ぎ,対策を講じている京北。
京北のかがやき隊員である吉岡隊員たちに同行させていただきました。
時刻は朝8時。サルの発見が相次いだ場所を次々と回り,点検をしていきます。
こちらは動くものに反応して撮影が行われるカメラ。本当にサルの被害なのか,何頭いるか,オスかメスか・・・等
とにかく調査を怠ることができません。より効果が出やすいように。設置するだけでは効果は見込めません。
週に1,2回の見回りが実を結ぶための一歩ということになります。
檻の設置場所も,木の下などのエサが傷みにくい場所を選びます。
写真のように,檻の中だけでなく,近くにもエサを置くことや
檻の中にエサがあるということに慣れさせるのも大切だそうです。
おどし玉のように,音が鳴るものを使って『ここに来てはいけない』と感じさせるのも大切。
常にサルは人の動きを見ているため,見晴らしのよい場所や小高い場所の近くでは
地道に見回りを続けていくことが重要だとのこと。根本的解決にはかなりの時間を要するようです。
少しくらいならサルの被害は見逃してもよい,ということにもなりそうですが,
サルは賢く,簡単にエサが手に入れられることが分かればその回数は増えていきます。
また,わたりのオスがメスと出会うと子どもが増えます。自分の子どもでなければ連れ子のメスとも子どもを増やすとのこと。
手遅れにならないうちに対応し,長期的にうまく付き合っていく動きを今から。私ももっと勉強します!
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