2022.06.15
🔥小野郷の炭職人【素焚編・詳細】その2
かがやき隊員の奥田です!以前の投稿(こちら)の続編をお送りします。
澤田さんが行う炭焼きには,澤田さん独自の工程である『素焚(すだき)』が行われます。
本番の火付けの前に,木を蒸し焼きにするようなイメージですね(^^;)
この『素焚』が行われる理由の一つに,澤田さんが重視する『炭焼きには生木を用いる』があります。
生木とは,乾燥していない(水分を含んでいる)木のこと。木の性質や地域の特色もあるそうですが,
乾燥している木は炭になりやすいが,柔らかく脆い炭になってしまうそうなんです(>_<)
もちろん,水分が含まれているということは中々火が付きにくく,
かといって火力をどんどん上げてしまうと,炭になる部分が少なくなってしまう・・・。
そのために一度,木を高温状態にして,火の管理をしやすくされているようです(^-^)/
煙突部分に水が溜まりやすくなるそうですが,それを回避するため,煙突の下にも
竹で作られた排水パイプがあるんだとか(¨!! 機能的な窯(かま)になっているんですね!
一切の妥協を許さない澤田さん。「今度でええやろ」「これくらいならええやろ」は失敗のもと,
それは澤田さんが今まで見聞き,教えられ,学んだ人生観のようなもの。
炭焼きだけでなく,たくさんのことを教えて下さる澤田さん。いつもありがとうございます(o^^o)
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