かがやき隊員の奥田です!以前の投稿(こちら)の続編をお送りします。

澤田さんが行う炭焼きには,澤田さん独自の工程である『素焚(すだき)』が行われます。

本番の火付けの前に,木を蒸し焼きにするようなイメージですね(^^;)

この『素焚』が行われる理由の一つに,澤田さんが重視する『炭焼きには生木を用いる』があります。

生木とは,乾燥していない(水分を含んでいる)木のこと。木の性質や地域の特色もあるそうですが,

乾燥している木は炭になりやすいが,柔らかく脆い炭になってしまうそうなんです(>_<)

もちろん,水分が含まれているということは中々火が付きにくく,

かといって火力をどんどん上げてしまうと,炭になる部分が少なくなってしまう・・・。

そのために一度,木を高温状態にして,火の管理をしやすくされているようです(^-^)/

前回の投稿でもお伝えしたように,生木からは大量の水分が排出されるため,

煙突部分に水が溜まりやすくなるそうですが,それを回避するため,煙突の下にも

竹で作られた排水パイプがあるんだとか(¨!! 機能的な窯(かま)になっているんですね!

一切の妥協を許さない澤田さん。「今度でええやろ」「これくらいならええやろ」は失敗のもと,

それは澤田さんが今まで見聞き,教えられ,学んだ人生観のようなもの。

炭焼きだけでなく,たくさんのことを教えて下さる澤田さん。いつもありがとうございます(o^^o)