2022.11.11
📸密着取材!大森東町の高稲木(たかいなき)🌾その7
かがやき隊員の奥田です!前回の投稿(こちら)の続編になります。
稲木に掛けるやり方にも一工夫と知恵が活きているとのことで、
その秘密を探っていきたいと思います。それでは早速見ていきましょう(^-^)/
実際に掛けられている写真を見て、お気づきになるでしょうか・・・。
束になった稲を半分ぐらいに分けて、交互になるように掛けられているのです。
こうすることで、多めに掛けられるのと、互いに噛み合って動じなくなるんだとか(¨!
一段目から稲を掛けていくのですが、写真のように常に互い違いに掛けられることで、
段ごとにすき間ができ、雨などに降られても水がうまく排出できる仕組みなんだそうですΣ(゜゜)
さらに、一番上の段は交互ではなく一丁掛けにすることで屋根をつくり、
雨水がきちんと下へ流れ落ちるようになるそうです!
上の段に掛ける場合は、稲の束をひねって投げたり、竹の竿で上に渡したりしたんだとか・・・。
学校から帰ったら稲木に掛けるのがこの季節の日課やったな~と地域の方。
大変やけどやっぱり自然乾燥が一番美味しいんやで、と微笑まれる姿に、
昔の人の知恵が今も生きていることを実感いたしました(*^-^*)
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