2022.02.28
👘伝統的な仕事着に迫る【その2】
かがやき隊員の奥田です!前回の投稿(こちら)では『たちかけ』をご紹介しました。
今回は『半纏(はんてん)』を中心に上半身のスタイルをご紹介します(o^^o)
『肌襦袢』(はだじゅばん:今で言う下着のようなもの)の上に羽織るのが『半纏』。早速見ていきましょう!
絣(かすり)生地に鮮やかな模様。自分に合うサイズよりも少し大きめで,余裕を持たせた一品です。
綿100%のため,吸汗性に優れており,肌触りも良いのが『半纏』の特徴(^-^)/
『半纏』の上にたすきをかけることで,袂(たもと)が邪魔にならないようにしていたそうです。
こちらは『伊達巻き(だてまき)』と言うそうで,『半纏』を羽織った後に,この薄い帯のようなものを巻くことで,
ずれたりしないようにする着方もあったんだそうです(¨!! 以前,小野郷地域の方に見せてもらった際(こちら)には見かけず,
『腰ひも』と呼ばれる帯が代わりにありました。やはり地域によって異なるんですね!
そして『手ぬぐい』。これをあねさんかぶりにして,髪の毛が乱れるのを,そして日光を防ぎます。
この『手ぬぐい』は白地であればどんな柄でも基本はこだわらないとのことですが・・・
広げてみると北山杉のプリントがされています(*^-^*) おしゃれなデザインですね!
上半身のスタイルは,仲の良い人同士で柄を揃えたり(今で言う双子コーデでしょうか),同じお店の人だと分かるように
同じ柄の服装をされていたりすることもあったとのこと。共通点がありながらも,独自のファッションが展開されていた北山の女性の仕事着。とても奥が深いですね・・・。
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