かがやき隊員の奥田です!前回の投稿(こちら)の続編になります。

垂木(タルキ)の皮むきが大盛り上がりで終わった後、今回一番の目玉作業に入りました。

皮むきを終えた垂木を一か所に集め、『本仕込み』(やり組み)が行われます(^^♪

バランスを考えながら先に三本を立てて、その間にどんどん入れていくのがやり方だそうで、

規模が大きければ大きいほど安定感が増すんだそうです(o^^o)

職人さんのアドバイスを受けて、参加者それぞれが垂木を持ち寄ります。

その時々によるようですが、この状態を1週間(天気が良ければ5日)ほど維持するそうで、

上の方に残った枝葉が、中の水分をどんどん放出していくことで自然乾燥するんだそうですΣ(゜゜)

職人さんにもよるようですが、自然乾燥の方が木にストレスがかかりにくく、

樹液でコーティングされるため、なめらかになる等の意義があって自然乾燥する方もいるのだとか。

「でも雨が降ったりして自然に任せるのって大変じゃないですか」と参加者から質問が。

確かに毎日出し入れしたりする必要があるかもしれないが、自分で品質を管理できるという側面もある。

何より自然の理にかなったやり方、そして時間をかけたやり方は何にも負けない魅力がある

と力強く職人さんが答えます。納得の参加者の方々。本当にその通りですね(*^-^*)

皆さんの力で完成しました!拍手と歓声があちこちからあがります。

北山林業の技術の結晶とも呼べる『本仕込み』の美しさにしばし目を奪われます。

次回イベント最終回です。また次の投稿でお会いしましょう(*^-^)