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久保常次さんの家の前に掲げられた看板

『善右衛門』

重みのある楠木に、雲ヶ畑の書道家、白汀さんが書かれた文字。
ひときわ輝いています。
農家民宿「善右衛門(ぜーもん)」の誕生  ガーリー秋 の絵文字

このステキなお宿のことが、
京都府HPの中の鴨川真発見記に取り上げられています。
お願いして、そのまま引用させていただくことにしました。

 ≪ 鴨川真発見記 ≫
http://www.pref.kyoto.jp/kyotodoboku/1330410736400.html

 

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北区で初の農家民宿営業始まる「善右衛門(ぜーもん)」(第246号)

鴨川源流雲ヶ畑“京都で一番青空に近い村で”

 

 構想から1年近く準備に時間を費やして、消防関係・衛生関係などの施設面での条件もクリアして農家民泊の営業が始まりました。 

 7月30日のプレオープンを経て8月から本格稼働です。その名も「善右衛門(ぜーもん)」。この施設名は、営業を開始された久保さん宅の昔からの家号です。

<農家民泊営業開始を告げるように看板が掲げられました>

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<客室>                                                 <障子のガラスを一部網戸に変えて風通し>

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   8月8日(月)は、第一号のお客様をお迎えする事になりました。私も鴨川源流の農家民泊の様子を拝見に少し立ち寄ってみました。 

 初めてのお客様をお迎えするとあって、奥様の清美さんは汗だくで準備に追われておられました。お風呂やトイレの掃除の仕上げに、流しソーメンの会場準備にと、宿泊されるお客様を迎えるのはいつもに増して大変です。 

 猫の手も借りたい忙しさに、立ち寄った私達3人も河原の会場準備のお手伝いをさせて頂きました。 

 流しソーメンの昼食会場は、久保さん宅の裏を流れる鴨川源流域の河原です。会場準備も整ってお客様一行を無事迎える事が出来ました。

<会場は久保さん宅の裏を流れる>                        <鴨川源流域>

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 <ブルーシートの上に>      <ゴザを敷いて出来上がり>

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  第一号のお客様は、伏見区醍醐からお越しになったご夫妻とそのお孫さん3人の計5名です。夏休み期間、離れて暮らすお孫さんを預かっておられます。

 お客さんの最初の体験は、流しソーメンを食べる箸と器つくりです。宿のご主人の久保常次さんが青竹のふしを残して器、竹をナタで細く割ってお箸を削り出していきます。

<久保常治さん手作りの器と箸>  <それぞれに名前を書いて>

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 それぞれ器に名前を書いて、お箸には自分の印をつけて準備が整いました。器と箸を持って河原の昼食会場に移動です。

<子ども達3人分完成>                                   <おじいさんはビデオ撮影>

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 会場準備の時は、少し日差しが当たるかなと思っていた会場も大きな木が木陰を作ってくれて、良い感じの具合です。さらに川を吹き抜ける風が心地よく、自然に「良い風、涼しい」の言葉が漏れます。

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  流しソーメンが始まりました。流してくれるのは、お母さんと一緒に応援に駆けつけてくれた久保夫妻のお孫さんです。

<ソーメン流します>                                        <ハーイ!お願いします>

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<ソーメン流れてきた>                                   <おばあさんもナイスキャッチ>

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  今回の流しソーメンは、久保さん宅のお庭で栽培されている「ミニトマト」がソーメンと共にコロコロと流れてきます。「わー!トマト流れてきた」と子ども達も大喜びでした。

<トマト流れてきた>                                        <ソーメンをすすりながらゲット>

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<今度はトマトに逃げられた>                              <おじいさんも悪戦苦闘>

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 勢い余ってレーンから飛び出す「ミニトマト」もありましたが、それがまた盛り上がります。転がるミニトマトを竹の箸でつかみ取るのは大人でも難しかったようです。 

 竹の器一杯にソーメンをすくって、口に頬張ると「味が無い!」底に沈んだ「ソーメンつゆとよく混ぜて食べなさい」とおじいさん。

<ソーメンが多すぎて>                                  <味がしない>

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 お腹がいっぱいになると子ども達3人は、川に入って水遊びの始まりです。持参した水鉄砲で水の掛け合いと楽しそうに遊んでいました。 

  「おじーさーん」「おばーさーん」と子ども達が呼ぶ声が山間に響きます。水深も浅く安全に遊べます。「初めて来た雲ヶ畑。退屈するかなとも思っていたけれど、子ども達を遊ばせて見守る最高の場所」とおじいさんも目を細めて孫達を見つめておられました。 

<おばあさんも参戦>                                        <やめてー>

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 おじいさんは、こんなに素晴らしい農家民泊の存在を若い子育て世代に知ってもらって、子ども達に川遊びを経験させてやりたいとお話しされていました。

<いとこのお姉さん、お兄さんと楽しそう>

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 しばらくご一緒して、鴨川源流雲ヶ畑の素晴らしさを語り合い、雲ヶ畑を後にしました。冷たい川の水には、お茶とスイカが冷やされていましたので、この後スイカ割りの歓声が響いた事でしょう。 

<川で冷やしたスイカでスイカ割りも楽しかった想い出に>

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 今回は、京都市北区雲ヶ畑で新たな試みに挑戦される久保さんご夫婦の農家民泊の第一号のお客さんの楽しそうな様子をご紹介しました。

 翌日、久保さんに連絡すると大変喜んで帰っていかれましたとのこと。無事初のお客様を迎えて、送り出す「やりがい」を感じられた事でしょう。

 

 「善右衛門(ぜーもん)」は今のところ不定期営業で、一日一組5名まで。ご利用希望と久保さんの都合が合えばご利用頂けるようです。久保さんと面識の無い方は一度日帰りで久保さんのお宅をお尋ねください。 

 広報やご利用については、当面「ぜーもんファンクラブ」を運営する「くもくらぶ」がサポートします。詳しくはそちらへメールでお尋ねください。

 ※「ぜーもんファンクラブ」案内チラシPDFにリンク

 あなたも、雲ヶ畑の農家民泊で鴨川源流の“せせらぎ”を聞きながら眠りについてみませんか。

(京都土木事務所Y)

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また雲ヶ畑にステキな場所が仲間入り。
農家民宿 『善右衛門』    夏 の絵文字   よしみ

 

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