地元で焼いた炭、食材で理想のBBQを ~ 理想の森プロジェクト ~
雲ヶ畑をフィールドに活動を続けておられる「理想の森プロジェクト」が活動開始の2003年に炭に適した樹木を山に植樹してから13年、ようやく炭にするのに充分な太さに成長しました。
今年3月、炭を焼き上げました。そして4月20日部外者の私にも炭の窯出しにお声がけ頂きました。取材だけのつもりだったのですが、真っ黒になりながら炭をカットして雲ヶ畑を後にしました。
それから4ヶ月余り経過した9月3日、その炭を使ったBBQ大会が開催されるとのご案内を頂きました。記念すべき理想のBBQに私が参加して良いものか少々迷いました。でもその一言で参加を決めました「プロジェクトメンバーで無くても知っている人いっぱいいるでしょ」。
朝からもくもく号に乗り込んで、BBQ会場である炭焼き窯へと進みます。
一から準備が始まります。テントが一1つ。ドラム缶を縦に真っ二つのコンロが2つ。一般的なバーベキューコンロが1つ。バスタブにコンパネのテーブル1つ。着々と進んでいきます。
<会場設営が進みます>
コンロでは炭に着火作業、テーブルでは野菜のカット。包丁を握るのは小学低学年の女の子、でも硬いカボチャはお姉さんにバトンタッチ。
<着火剤代わりの枯れたスギ葉集め> <炭に着火>
<包丁さばきも“おてのもの”> <カボチャはお姉ちゃん>
準備も整って「理想のBBQ」の始まりです。理想の森プロジェクト顧問久保常次さんのあいさつで乾杯です。窯主の塚本夫妻も駆けつけて頂きました。
<理想のBBQスタート> <窯主の塚本夫妻>
バーベキューコンロでは、串に刺したアユがこんがり焼き上がりました。
それぞれが用意した飲み物を片手にBBQを味わいます。
<アユが焼き上がりました> <ビール片手にアユの塩焼き>
2つのドラム缶コンロは、肉用、野菜用に分かれて焼き始めました。お肉は若きハンター「オオミチ」さんが雲ヶ畑で仕留めた「鹿肉」「猪肉」です。まさしく地産地消「ジビエ」です。
<地元のしし肉> <アユを一匹いただこう>
<鹿肉は左下のダッチオーブンの中> <オオミチハンター>
お腹が満たされたらしばしの談笑です。アカトンボ捕まえたと女の子が見せてくれました。参加された皆様から笑顔がこぼれます。
<親子で山仕事> <会話が弾みます>
<アカトンボ捕まえたよ> <優しい視線を送る>
ダッチオーブンでじっくり焼き上げた鹿肉は、スライスして野菜と一緒にパンに挟んで「いったただき~ます」。
<鹿肉サンドの出来上がり> <いっただきま~す>
これまでの活動の振り返りの会が始まりました。理想の森プロジェクトをリーダーとして引っ張ってきた淵上氏のお話し、続いて今年からメンバーに加わった音頭氏の想いが語られました。
<淵上氏のお話し> <メンバーが聞き入ります>
<音頭氏の想い>
そろそろお開きの時間です。後片付けをして、楽しい「理想のBBQ」は幕を閉じました。
<お開きの時間が近づきました> <後片付け>
理想の森プロジェクトのメンバーになった様な錯覚を覚えながら会場を後にしました。楽しい時間を共有させて頂いて有り難うございました。
(さとし)
< コメントを入力 >